購買関係者1200人に調査
間接材購買と
ECサイト活用のこれから
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概要
間接材コストが経営効率化のための重点領域になって久しい。間接材コストは企業が提供する製品やサービスに直接的に紐づいていないため、管理レベルが必ずしも十分でなく、その結果として固定費になりやすい。このため、間接材に対して様々な取り組みが行われてきた。汎用的なモノの購買に対しては、ＥＣサイトの活用も進んできている。
今般、ＥＣサイトの活用状況について間接材の購買担当者1,200人に調査を行った。企業内では複数のＥＣサイトを活用するなど、活用は進んでいる。一方、更なる活用促進のためには会計・精算、承認ワークフローなど他の業務システムとの連携も進めていく必要がある。
現状では、複数のＥＣサイトを活用している企業が多いが、各ＥＣサイトの機能の進化により、企業で活用する標準的なＥＣサイトを定め、一つのECサイトに集約することも可能になりつつある。これにより、他の業務システムとの連携も容易になり、ＥＣサイトの活用が進み、更なる調達・業務コストの効率化が可能になると考えられる。
まずは、社内に導入された複数のＥＣサイトを整理・集約し、その上で、他の業務システムとの連携を拡充することを検討されてはいかがだろうか。
著者
PwCコンサルティング合同会社
パートナー
野田 武氏
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